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9月22日(土) 体にやさしい精進料理
2018年後半のプライベ-トクラスご案内

今月は体に優しい精進料理がテーマでした。

精進料理はインドから中国に伝わり、仏教とともに6世紀頃に日本へ伝来したと考えられています。鎌倉時代に曹洞宗の開祖である道元禅師(どうげんぜんじ)が、宋より、中国の禅寺の食事法や心構えを禅寺に伝えました。『典座教訓(てんぞきょうくん)』という本には、事細かく料理を作る側の注意(例えば、食品、材料を注意深く扱う、食材は旬のものを選ぶ、献立は食べる人の事を考える、時間を計算し段取りよく行うなど)が書かれており、現代の食事にも通用するところが多々あります。

精進料理は、動物性の食材(卵、乳製品を含む)と五葷(ごくん)と呼ばれるネギ属(にんにく、ねぎ、にら、玉ねぎ、らっきょう)を使いません。本来、お寺や料理屋さんで提供される精進料理は、下処理など、手間のかかったものが多いですが、今回は、おうちで、簡単にできる野菜、豆、海藻料理をご紹介しました。

 

献立

白飯

白菜と油揚げの味噌汁

野菜の春巻き

椎茸のマーボー豆腐

春野菜の白和え

オクラのマリネ

こんにゃくチリチリ

大豆の甘辛漬け